葉酸摂取で大人の病気予防

大人でも葉酸が不足すると、血液中のホモシステインというアミノ酸が増えて、動脈硬化を招き、脳卒中や心臓病、認知症になりやすくなります。

アメリカの疾病対策センターの研究によると、1998年に穀類への葉酸の添加対策を始めたアメリカやカナダと、何も対策を行っていないイギリスで脳卒中による死亡率の変化を比較し、葉酸の添加が脳卒中による死亡率減少に効果があったと結論づけています。

日本でも、女子栄養大学副学長の香川靖雄さんは、「葉酸の添加は、妊娠を考える女性だけでなく、すべての国民の健康に役立つ」と言っています。

特に高齢者になると、消化吸収能力が落ちるので、食品から毎日の必要な葉酸を摂取するのは困難です。

毎日、葉酸を必要量摂取するには、葉酸を添加したパンや卵を食べたり、葉酸サプリを活用することですね。

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